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snow

2003野沢温泉(2003年6月17日)

2003年の正月の野沢温泉での出来事。

今年は嫁のK子も初参戦で6人での参加だ。

僕ら兄弟は野沢温泉スキー場に行くと必ず、ゴンドラに乗り、ほぼ頂上付近の「森」と勝手に呼んでいるゲレンデへ向かう。

そこは圧雪のない場所。腰くらいまでふわふわの雪が積もっている。
真っ白な木々、少ない人、自然に出来たキッカー(ジャンプ台ね)・・・・

そこは天国を思わせる気持ちのいい場所

なのだった。

両親とは滑るスピードが違うため、別れて滑るのが恒例の決まりだ。
初参戦のK子はもちろん僕らと一緒に滑るしかなく、当たり前のように

「森」に連れて行きます。

まあ我が子を千尋の谷から突き落とすようなもんですから。(笑

のそのそと後ろからついてくるK子を尻目にも見ずに早くも僕らは絶頂

ayu「きゃっほーーい」

いくつになってもこの高揚感は何者にも変えがたい。

ひとしきり滑った後、K子がぼそりと言った。

K
「ワタシ、ちょっと休んでくる・・・」

時刻は3時、リフトが止まるまでに後一時間程ある。

ayu
「そっかぁ。じゃ4時にゴンドラ前に集合ね。」
K
「わかった。じゃねー」

僕らは残り一時間、生き急ぐように滑り倒した。

途中、弟達が疲れたと下山。まだ滑りたい僕は4時ギリギリにゴンドラの方へ向かおうとリフトに乗ろうとした。

ayu
「あれ・・・・」

いやにヒトが少ない。おかしい。急いでリフトに向かう。

本日の業務は終了しました。

寂しげにかかっている看板。やばい。

ひとしきり迷った挙句、場内放送を使うことに。

ayu
「あのー。呼び出しをお願いしたいんですが。」
おじさん
「いいですよ。」

しばらくして若いお姉さんの声で放送が。

「福岡からお越しのK子サマ、お連れ様が第○リフト乗り場でお待ちです。」

は、はずかしすぎる。

しばらく待つが一向に誰も来る気配がない。

時刻は5時。辺りは随分暗くなってきた。もうリフトも止まってるしこのまま滑って降りるしかないのに・・・・

またしばらくしておじさんが呼びに来た。

おじさん
「あのー、お連れ様はパトロールと一緒にここまで来るそうですが。」
ayu
「・・・そうですか・・」

数分後、ご機嫌の様子でパトロールのヒトが運転するジェットスキーの後ろに手を振りながらK子がやってきた。

K子
「ケガもしてないのにジェットスキーに乗ったのはキミが初めてだって言われちゃった」

当たり前じゃねぇか。自分で滑って来いっつーの。

<K子とパトロールさんとの会話>

K
「遅いなぁ」
パト
「キミキミ、早く下山しなさい」
K
「待ち合わせしてるんです」
パト
「もう誰も来ないよ。リフトも止まってるし」
K
「え?そんなはずは・・・」

・・・・ここで呼び出しが・・・

K
「あ!これワタシです!」
パト
「そこまでちょっと遠いけど、キミ足に自信ある?」
K
「ありません(きっぱり)」
パト
「・・・じゃあ僕が連れてってあげよう・・」
K
「ジェットスキーですか!ありがとうございます!」

足に自信ないってどういうことだよ!

つうか僕が待ち合わせに遅れたのが悪いんだけどね。

K子
「あのねぇ、ゴンドラもう止まったけど、動かしてくれるってさ。」

素人じゃあるまいし、

どこまで僕らは迷惑をかけるんだろう(泣

そんなこんなで辺りはもう真っ暗。初の下りゴンドラに乗り込み、宿まで急ぐことにした。

ゴンドラを降りてトコトコと歩いていると、後ろからおじさんの声が。

おじさん
「お客様ー。忘れ物です。これ。」

おじさんが持ってきたのはビンディングの一部だった。お礼を言って受け取る。

ayu「ね、ネジが・・・」

ネジはどこにも見当たらなかった。

今日はなんてついていないんでしょ。(泣

次の日、ネジもなんとかレンタルショップでつけてもらい、前日の不幸はすっかり忘れてスノーボードに勤しむ僕。K子も随分上手くなってきた。

弟たちは途中ではぐれた為、昼過ぎになっても出会うことが出来なかった。
昼飯は一緒に食べようと言っていたので迷った挙句、

また呼び出しを利用することに

ayu
「あのー。。」
おじさん
「今日はどうしたの?」
二人
「・・・・・・」

・・・このひとばっちり覚えていらっしゃる・・・旅の恥は掻き捨てといいますが、

2度も呼び出しを使ったのは僕らくらいではないでしょうか?

でも雪質も最高だったし、ハーフパイプも初挑戦で、盛りだくさんな楽しい旅でございました。

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読者のコメント5件

記事が公開された当時に寄せられたものを、そのまま残しています。受付は終了しました。

  1. 名前なし

    か…かわいいっ

    (この出来事が)

  2. enzo

    楽しく、拝見できました。他にもスノーボードの話を読みたいものです。

  3. ayu

    >enzoさん
    読んで頂いてありがとうございます!
    スノボ時のエピソードは沢山あるのでまた書きたいと思います。

  4. ケイオス

    OK,グッジョブヽ(´▽`)ノ(ワハー

    よーするにあれですか。読者の脇腹をブレイクしたいんですよね?(ぁ

    天国へ道連れされそうだ(笑 _| ̄|○

  5. ayu

    スノボするときって、寒いし、カラダは滑りつかれてガタガタだしで、楽しいくせに身体がついていかない事が多くて、沢山の失態が過去にありますねえ。

    リフト終了に間に合わなくなることはホント多いです(泣