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合コン物語

合コン物語 第4章(2003年9月21日)

一年以上のブランクを経てついにエピソード4完成です。読んでない方、登場人物の事を忘れちゃった方は第一章からどうぞ。
それでははじまりはじまりー。

男女それぞれの思惑を出会いという名の小船に乗せたまま、今まさにバトルは始まろうとしている。

ここは待ち合わせの三越ライオン前だ。

やれるだけのことはやった、とAは思った。人選、車で来させない前振り、お店の段取り、完璧だ。

彼は既に自分に酔ってしまっていた。

そのナルシスト振りが彼女のできない理由だとは本人は全く気づいていない。

A「あ、こっちこっちー。こんちはー。」

軽く挨拶をする6人。かなりのヨソヨソしさだ。

A「あ、お店こっちだからー。」

僕は思うのだが、この待ち合わせからお店まで

がなんとも間が悪い時間。何故店集合にしないのか?全く不思議だ。

ぞろぞろとAとYの後について行く一行。

AとYは同僚同士である為、二人で盛り上がっているが、他の4人は、というと、

完全に男女独立状態で歩行

お互いに牽制しあっているようにも見える。

店はAの行きつけの焼き鳥屋だ。おばちゃんが怖いので有名だ。店に着いたときから合コンは始まっている。何度も言うが、

合コンとはバトルなのだ。

食うか食われるか、生きるか死ぬか、そんな殺伐とした(以下略)

店のテーブルについた瞬間、Bの顔が凍りついた。

合コンにおいて絶対にやってはいけないとされているお見合い形式(下図参照)だったからだ。

お約束対面方式

これはまずい。Aは何も考えていなかったようだ。Cにいたってはこの中で一番かわいいXの正面だから文句を言う筈もなく、すでに

鼻の下伸び状態だ。

A「(そして俺は貧乏くじかよ!)」

Aの正面には生稲晶子とは似ても似つかない丸々と太った天地真理が座っていた。

A「みんな最初は生でいい?」

X「ワタシビールイヤー。ディタスプモーニ!がいいー!」

A「(そんな洒落たもんはココにはねえよ!怒)あ、チューハイのレモンならあるよ。」

X「(それって[焼酎のレモン割]って書いてあるヤツか?怒)あ、そうなんだ。。じゃそれお願いします」

全員「かんぱーい」

微妙なカンジでスタートした一次会。元気よく乾杯したものの、誰も第一声を発しようとしない、なんとなく気まずい状態に。これがあの有名な、

合コン魔のエアポケットなのか?

最年長のCが口火を切った。

C「じ、自己紹介タイムー!」

全員「ワー(ややシラケ気味)」

C「じゃ、A、おまえからいけ。」

A「えー、オレっすかー?わかりました。。。」

A「えっと、僕はYちゃんの同僚のAと申し・・・」

C「あー、こいつなんか気取ってないー?皮パンツだけど合皮だし

無宗教の癖に十字架!」

A「いきなりなんすかー!(泣」

早くも仲間割れなのか?先輩CはAを落として自分を上げる作戦に切り替えたようだ。
Cは年上というアドバンテージを利用して目の前のお気に入りのXに自分をアピールしている。

Aは、というと完全なダシ状態である。

一方、したたかなBはZと既に2ショット状態←死語

いきなり波乱に満ちた幕開けだ。

C「A!お前のめよ!全然飲んでないんちゃうんかー?」

Cは大のビール好きである。あまり飲めないAに対して執拗に酒を勧めている。

この時点でAの敗北決定です☆

だんだん酔って顔が赤くなっていくAを見ているのはとても痛々しい。

さて、Bの方はどうなったのであろうか。走り屋のカレと別れたばかりのZだ。

B「週末なにやってんの?」

Z「色々・・・・」

B「(ムカッ)色々ってドライブとか?オレも趣味はドライブなんだ。」

趣味=ドライブ
↑意味がわかりません、この趣味。でも結構こう答えるヒトは多い。

会話の突破口として、多く使われるのが週末の過ごし方だ。乗ってる車、美味しいお店、最近見た映画、等を切り口として通常会話が広がっていく。

B「クルマ何乗ってんの?」

Z「180SX・・・」

B「マジ!凄いねえ。女の子が180SXのるなんてかっこいいねえ。」

Z「何乗ってるんですか?」

B「お、オレ?ロッキー。」

Z「あ?何それ。」

B「・・・・・知らないよな。(泣」

彼女は走り屋好きな為、ROCKY等というマイナークルマの事はさっぱり頭になかった。すかさずCが隣からツッコむ。

C「あー。あれね、ミニ四駆ってオレは呼んでるよ。(笑」

B「失礼な!(怒」

男性陣は付き合い始めてもう10年になる。彼らはその長い付き合いを

合コンにおける足の引っ張り合い

でしか表現できないのか。

料理がやっとのことで配られ、食事が始まる。皆それぞれ皿にとって食事をし始めた。そんなときBの目が光った。

B「Zさんって箸の使い方悪いねぇ」

Z「(コイツ初対面なのに一体何を言いだすんだ。怒)ほっといてくださいよー。(笑」

B「ダメダメ。直るから直しなよ。オレだって直したんだから~」

Z「えー。ヤダー。だってこれ私の個性だし☆」

B「箸の持ち方悪いのってかっこ悪いよー。直しなよー。そんな持ち方でよく食事できるね」

Z「(コイツマジウゼー。怒)いやです。だってこれが私の個性ですもの☆」

以下繰り返し。

Bはどうしても箸の持ち方が悪い女の子が納得いかないらしく、酔っていたせいもあって二人は険悪なムードに。

この人だいたいこれで失敗してます。

初対面の女の子に、しかも合コンで説教するとはいかがなものかと。(泣

一体このレースどうなることやら。

ここで、経過をあえて書くとすれば、

A→ スタート直後リタイヤ
B→ Zとあまり楽しくないハナシをしているが、実はX狙い
C→ 勿論最初からX狙い。

さて、気になる女性陣はどうなんでしょうか・・・・

TO BE CONTINUED.....

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読者のコメント3件

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  1. D

    bokumoxnerai-

  2. 叶 美香

     AYu さま
      いろんな才能の持ち主なんですね。合コン物語、かなりウケマシタ。私もかなりのコンパの女王なんですが、最近は、何も作戦たてずに、唯、楽しむ事のみに専念してます。何に楽しむかって言うと・・・「今日は、何人、笑わせるかな??」と、ネタに走ります。なので、初対面で会って、その人達を一折観察した後は、「今回はどの路線のネタで行くか??」と言うことで悩みます。
    で、終了後、男性陣から、「いや~、随分、楽しかったよ。」と笑顔で言われる事に、腹いっぱい、満足して帰るのです。
    あ・・・だから彼氏いないんだ・・・・。
    自分で文章を打っていて初めて気づいたよ。
    ははは~。
    AYUさん、今度、コンパしましょう!!

  3. 管理人ayu

    >kanoさん
    コンパですか?やりますか!
    って、こんなところで誘わないで下さい(笑

    ネタに走る合コン程後で後悔するものはないですよー。

    経験者より。