悪夢のVOODOOツアー episode2(唐津~呼子)
もうなんだか惰性になってきたカンジもする、悪夢のVOODOOツアーレポ。まだ続きますもうしばらくお付き合い下さいね。
ツアー二日目。ついに二人はリアル嫁K子にご対面となる。二人にとっての嫁K子はどう写ったのだろうか?今回の予定は
唐津バーガー⇒サザエ⇒イカ
という食三昧の日程である。勿論夜はターミナルカフェへ乗り込むわけだが、その体力をも残しておかなければならない。いい加減いい年なんだからね。
プロローグを読んでいない方は
■悪夢のVOODOOツアー - プロローグ(旅の経緯)
↑こちらからどうぞ。
また、kodaくんのタクロックでもこの旅行記がまとめられ始めています。
こちらも合わせて読むと、よりどちらが正しいことを書いているかがわかると思います。つうか、「・・・夫婦の会話」ってタイトルは・・・・(泣
それではepisode2をどうぞ
9/11 唐津バーガー
朝、割と早く目覚めた僕はmixi内のみんなの反応を見ていた。そこには大量のコメントが。
・明日もまた寝ると思うので気をつけてください。
・明日は必ず落書きして下さい
・もう東京に帰ってこなくていいです
それはもう大変な盛り上がりでした。二人はまだ布団の中、そんなカキコミがされていようとは夢にも思っていないであろう。10時を大幅に過ぎても全く起きる気配がないので約束どおり起こすことにする。ユウヒを二人が寝ている部屋に送り込ませる。
- ヨシ
- 「ああ!ユウヒ!やめてくれー!・・・」
- コダ
- 「ユウヒさん!起きるから!起きるからー・・・」
二人はユウヒに大歓迎(ヨダレ付)されながら起きてきた。
- K子
- 「オハヨー!」
- 二人
- 「あ!お、おはようございます」
嫁K子とは初対面だった彼らは起き抜けに極度の緊張に襲われたようだ。ぎこちない会話が続いている。やはり「嫁との会話」を熟読してきただけはある。逆らったら一巻の終わりだ。
しばらくコーヒーなぞを飲みながらまったりしたあと、予定通り唐津方面へ向かう事になった。ユウヒを連れて、4人+1匹でまずは唐津バーガーへ。
- ayu
- 「唐津バーガーはねえ、ウチの近くに出来たからそっちへ行こうよ」
- コダ
- 「早く食いたいっス」
- ヨシ
- 「3つ食うッス」
そのとき、嫁K子の目が鋭く光った。
- K
- 「近くで食べても意味ねえよ(怒」
- ayu
- 「いえ、そうは言っても同じ唐津・・・」
- K
- 「ダメ!(怒)唐津バーガーは唐津で食べなきゃ意味がないの!」
- ayu
- 「・・・・・・・」
後ろのシートで二人がなにやらコソコソ言っている。
- ヨシ
- 「コダくんayuさん怒られてるよ」
- コダ
- 「ヨシトくん、怒られてるね」
ふとミラーを見ると、僕が怒られて、激しく嬉しそうな二人の姿が・・・
- ayu
- 「わかりました・・・唐津へ向うよ・・・」
- K
- 「よーし!唐津へレッツゴー!!」
- ヨシ
- 「レッツゴー(嬉しそうに」
- コダ
- 「レッツゴー(嬉しそうに」
この人たち完全に嫁K子の側についてます(泣
30分後、無事唐津へついた僕らは自販機でお茶を買って唐津バーガーに乗り込んだ。相変わらず人が多い。
- K子
- 「スペシャルバーガー4つ!」
- 店員
- 「25分待ちになります。」
- ヨシ
- 「スペシャルっすか?うおー。3つ食いてー」
- ayu
- 「あのね、この後、サザエもあるし、イカもあるから我慢してね」
- コダ
- 「そうだよヨシトくん、バカじゃないの?」
- ヨシ
- 「コダくんうるせーよ。死ね!」
- コダ
- 「うるせーよ。おまえこそ死ね!」
- ヨシ
- 「死ね!おれより先に死ね!」
この人達はいつもこうなんです(泣
楽しそうに「死ね」を連発する二人。実はこの時、僕はいつか二人に「俺より先に死ね!」と言うのを夢見ていた。
しかし、待てども待てどもバーガーはなかなか出来上がらない。とうに店員さんの言った25分は過ぎている。
- ayu
- 「遅いね。バーガー。」
- K
- 「もうちょっとだから大人しく待ってなさい(怒」
- ayu
- 「そんな事言っても遅すぎるよー。もう待てません。」
- コダ
- 「あ、ayuさんイライラしてる」
- ヨシ
- 「イライラしてるね」
- ayu
- 「うるせーよ(怒」
待ちきれない僕はバーガーを催促しに行った。行ったと同時にあっさり出来上がったバーガーを持って車に戻る。
- ayu
- 「やりました!バーガー出来ました!」
- 3人
- 「バーガー!、バーガー!、バーガー!」
早速のバーガーコール。何故か「ヴードゥー!!」に聞こえ、頭痛がするが、言わないでおく。二人はやっとの思いで食べることができた唐津バーガーに感激していた。美味いもんねえ。
- ヨシ
- 「バーガーウマイッス。あと二つ食べたいッス」
- ayu
- 「サザエとイカがあるからガマンしなよ」
- ヨシ
- 「ayuさん、バーガーもうひとつ食いたいっス」
- K
- 「ヨシトくん、イカが待ってるからガマンしようねえ(怒」
- ヨシ
- 「・・・ガマンするっす(泣」
ヨシトくん対応に差がありすぎ
その後、移動中の車の中お茶が飲みたくなった僕は、嫁K子が買っていたお茶を少し頂こうとお伺いを立ててみた。
- ayu
- 「そこのお茶ちょっともらっていい?」
- K
- 「自分のを買ってよね」
- ayu
- 「ちょっとしか飲まないからさあ。いいよね?」
- K
- 「そう言っていつも沢山飲みますよね?しかもアナタが口つけたのは飲みたくないのです(怒」
- ayu
- 「・・・・・・・・・」
- コダ
- 「ヨシトくん、敬語で怒られてるね」
- ヨシ
- 「そうだね、webのまんまだね!嬉しいよコダくん」
その二人のヤリトリがどうやら彼女の耳に入ってしまったようだ。狼狽する二人。
- K
- 「あのねえ、怒ってるんじゃないよ。指摘してるんです(怒
- コダ
- 「シ、シテキですか・・・」
- ヨシ
- 「シテキ・・・だよね!」
- ayu
- 「(・・・どっちでも一緒だよ)」
9/11 呼子の海の幸
そんなこんなで、リアル嫁との会話を体験して頂くという、ある意味福岡でしか出来ない体験を二人に堪能していただきながら、次の目的地、波戸岬へ到着した。
サザエを食べる前に広がる海を眺めながら歩く。
- コダ
- 「ヨシトくん!なんかやっと旅に来たみたいだよ僕」
- ヨシ
- 「そうだねコダくん!」
ひとしきり歩いた後、サザエを食べるためにプレハブに入る。ここは4つで500円という超破格でサザエが食べられることで有名だ。イスの下でユウヒが滝のようにヨダレを垂らしているが無視して完食だ。ここで今日初めてのビールを注文する。100杯へのペース配分は大丈夫なのか?
もうここで4人の腹具合は8分目といったところか。もう帰ってもいい、という状況で次の目的地、イカ道楽へ。
- ayu
- 「もう結構おなか一杯だね。イカ御膳を二人で一つ注文したら?」
- ヨシ
- 「いえ、ダメっす。一人一つ食うッス!」
- ayu
- 「活き造りの後の天ぷら凄い量が来るよ」
- コダ
- 「大丈夫ッス!」
全く聞き分けのない二人はそのままやめとけばいいのに、二つのイカ御膳(3000円也)をあっさりと注文。ビールも勿論追加注文する。ここのイカはホントに新鮮で美味いのだが、もうイヤという程イカづくしなので、結構ツラくなるはず。序盤は「うめえ!うめえ!」を連発し、ビールをガブガブ飲んでいた二人も予想通りペースダウン。
- ヨシ
- 「ayuさんの言う通りだったねコダくん」
- コダ
- 「ヨシトくん!キミが勝手に頼むからだよ(怒」
- K
- 「折角東京から来たんだから残さず食べるんでしょ(怒」
- コダ
- 「ソレモシテキデスカ?・・・(泣」
- K
- 「そう!指摘!」
↑イカを食いすぎて死にそうな3人。
結局イカの天ぷらは8割もお持ち帰りするという良くある展開になってしまい、福岡の自宅に戻ったときには全員食べ過ぎによる疲労感で一杯だった。
その後控えているターミナルカフェでのDJは大丈夫なのか?二人はまさか行かないなんてことは・・・・
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