嫁との会話15 - ケータイと嫁
久しぶりの嫁との会話、更新です。相変わらずこのコーナーについては沢山のお便りをいただきます。ありがとうございます。
ガシガシ書いて行きたいのはやまやまなんですが、なんだか最近忙しくって、
そもそも会話がねえ!
ということだけ書き添えておきます(泣
嫁との会話15 - ケータイと嫁
嫁K子がケータイを買った。
というのも激しくハイハイで動き回るようになった我が子(11ヶ月、ケータイをこよなく愛している) ユイナが知らない間に
ユウヒの呑む水を入れるボールでケータイを洗っていた
からだ。洗われたケータイはどんなに乾かしてもピクリとも動かなかった。
- ayu
- 「あーあ、もうだめだねえ。プ」
- K
- 「ユイナに怒ることはできないからねえ。仕方ない。新しいのを買うか」
- ayu
- 「3年前のヤツに機種変という選択もあるよ」
- K
- 「あ?何を言ってるのかさっぱりわかりません」
- ayu
- 「結構使えるかもよ」
- K
- 「そんな古いケータイ、万が一アンタが出世したとしてもイヤダ」
- ayu
- 「喩えが微妙にヘコむんですけど」
- K
- 「あの赤いヤツがいいな。カワイイから」
- ayu
- 「FOMAの新しいヤツだね。でもあれ高いからねえ」
- K
- 「仕方ないよ。事故だから(ニヤケながら」
- ayu
- 「・・・・・・」
- K
- 「じゃ!行ってくるから。ユイナとユウヒをよろしくね」
- ayu
- 「・・・・・・」
僕は何か引っかかるモノを感じたまま、ニヤケながらケータイを買いに出かけていった嫁K子を送り出した。
一時間後、嫁K子は血相を変えて帰ってきた。
- K
- 「ちょっと!(怒」
- ayu
- 「お!新しいケータイ、見せてよ。」
- K
- 「ワタシ今日大変な事がわかったんだけど」
- ayu
- 「え?・・・・・・何?・・・」
以下に嫁K子の回想シーンを書いてみる(泣きながら
某量販店に来た嫁K子。ホクホク顔だ。ケータイコーナーに行くとすぐさま店員に声をかけた。
- 店員
- 「いらっしゃいませ」
- K
- 「ケータイが欲しいんです。壊れたから」
- 店員
- 「左様でございますか。機種はどれになさいますか?」
- K
- 「これ!赤いヤツを下さい!」
- 店員
- 「かしこまりました。それでは・・・」
店員の説明が始まり、契約することに。あっさりと事は進む。
- 店員
- 「・・・それでは料金プランはどれになさいますか?」
- K
- 「そうですねえ。どうしたらいいんでしょうか」
- 店員
- 「ええと、お客様現在おいくら位お使いですか?」
- K
- 「主人とファミリー割引にしているので良くわからないんです」
- 店員
- 「ではお調べいたします。しばらくお待ち下さい」
中に引っ込んだ。数分後店員は戻ってきて言った。言ってはいけないことを。
- 店員
- 「お客様の通話料金はご主人と合わせて18000円位です。」
- K
- 「そうなんですよ。高いんですよー。」
- 店員
- 「ですが、お客様単体ですと2500円程度です」
- K
- 「!!!!」
- 店員
- 「ですので、一番お安いプランでよろしいかと。」
- K
- 「・・・・するともう一つの番号の者が湯水のように電話代を使っている、というわけですね?(怒」
- 店員
- 「・・・そ、そうです」
- K
- 「ワタシの通話料金は節約してるので安いにも関わらず、もう一つの番号の主は家計を食い潰している、という事ですね?(怒」
- 店員
- 「・・・・・はぁ・・・」
何も悪い事をしていないのに詰め寄られた店員さんが不憫でならない。しかし超個人的には彼の空気の読めなさにはホントにあきれ返る僕だ。
そんな訳で激しく憤慨した状態で家路についた嫁K子が僕の目前に仁王立ちしていた。
- K
- 「アンタねえ、これじゃあワタシがいくら節約してもムダじゃないか!」
- ayu
- 「いえね、仕事がですね・・・・」
- K
- 「仕事用のケータイをちゃあんと持ってるじゃないか」
- ayu
- 「は、はい・・・・でも僕にもお付き合いというものがあってですね。色々連絡をですね・・・」
- K
- 「そんなにお金のかかるお付き合いは不必要です」
- ayu
- 「・・・・・・」
- K
- 「来月分から、通話時間の利用制限しましたのでよろしく!」
- ayu
- 「え?・・・・・・」
- K
- 「制限時間を過ぎると使えなくなるのでよろしく!」
- ayu
- 「ええ?!・・・・・・」
- K
- 「これしか方法がなかったのですよろしく!」
- ayu
- 「ちょっとまて!そ、その制限はいかほど・・・なんでしょうか?」
- K
- 「ええっとねえ、2000えん!」
- ayu
- 「・・・・・・(泣」
家族が寝静まった後、ベランダに出てひとり僕は考えてみた。何かがおかしい。
しかし今日び、ケータイの利用時間を制限される旦那がどこにいるというのか!
小学生かよ!(怒
と、星一つない暗い夜空に向かってツッコミを入れ芋焼酎をガブ呑みしてみても、ケータイの制限解除は全く見込みがない事を僕は誰よりも理解していた。
嫁との会話関連
■嫁との会話1 - 日常会話
■嫁との会話2 - 写真撮影
■嫁との会話3 - 物真似
■嫁との会話4 - タオルにまつわるエトセトラ
■嫁との会話5 - porterのカバンを巡る闘争
■嫁との会話6 - 魅惑の電動ハブラシ
■嫁との会話7 - ル・クルーゼ(Le Creuset) の鍋
■嫁との会話8 - ドラゴンクエストと嫁
■嫁との会話9 - エビ命
■嫁との会話10 - 帰ってきた嫁K子
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■嫁との会話14 - イル・ビゾンテ(IL BISONTE)と嫁
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■嫁との会話 16 - ショッピングモールでの出会い
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■嫁との会話18 - 家、買っちゃった。
■嫁サイト(プリマディ)
※このサイトはさくらインターネットのサーバを利用しています。
■gi(ギィー)福岡浄水通りの絣(かすり)と手作り雑貨のセレクトショップ
↑サイト内紹介記事
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そ、それはいくらなんでも支障が出ないか!?
…
Posted by: Beep大佐 at 2006年05月25日 00:13ふ、不憫だw
Posted by: 蒼碧 at 2006年05月25日 02:26…ワ、ワタクシも、後に続くであります!(ケロロ軍曹風)
Posted by: KOJ at 2006年05月25日 22:48はじめまして、1年程前から見てみましたが初コメントさせていただきます。
「くじけないでっ」
Posted by: 二郎三郎 at 2006年05月26日 11:31はてなアンテナに追加