リリーフランキー / 東京タワー [オカンとボクと、時々、オトン]
■リリーフランキー / 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
久々に小説の紹介です。これマジ号泣なんす。
以下アマゾンより引用
読みやすさ、ユーモア、強烈な感動! 同時代の我らが天才リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情。この普遍的な、そして、いま語りづらいことがまっすぐリアルに胸に届く、新たなる「国民的名作」。『en-taxi』連載、著者初の長編小説がついに単行本化。
もそさんの所で書かれていた記事を見て、書きたくなりました。
↓以下レビューです
リリーフランキー
リリーフランキーさんと言えば、当時毎月買ってた(10年以上前かな)CROSSBEATというシンコーミュージックのロック雑誌にコラムが連載されてた印象が強いです。他の記事は読み飛ばしてもリリーさんの記事だけは読んでました。今はビッグコミックスピリッツにも書いてますね。テレビはほとんど見ないので動くリリーさんは(多分)見たことないですが。
とにかく、リリーさんの文章は、肩の力が抜けているけども、毒気たっぷりに世相を斬る文体がその頃から大好きでした。
音楽雑誌なのに全く音楽の事を書いてなかったり。
そのリリーさんが出した自伝的小説がこの「東京タワー」なんです。その発売に当たって彼はこんな風に語っています。
以下ほぼ日より引用
『東京タワー』は、そういう特殊なものを読んでくれる人はもちろん、できるだけ多くの人に読んでもらいたい、と、初めて思った特別なものです。
母親は東京タワーの梺の病院で息を引き取りました。
そのとき、渋谷のスクランブル交差点とか
人がいっぱいのところを見て
こんなにたくさんの人たちも、
俺と同じように、すごい悲しいことを経験している、
あるいは、いずれするかと思ったら、
『東京タワー』は、自分の家族の話を越えて、すべての人と共有できるのでは、と。
読んでくれる人が「自分の思い出」なり「自分の現実」に戻って行って、その人自身の深く大切なところに触れていく‥‥
そういう機会にこの本がなってくれたらいいと思ってます。
本の内容
読了後の感想は・・
もうね、ただひたすら号泣ですよ
移動中になんて読めたもんじゃないです。ムリです。
僕の場合は父親の死とか初代ユウヒの死とかユイナの誕生とかホントに色んな事がタイムリーに起こりすぎていたせいかもしれません。何か起こる度に家族に助けられてきたからかもしれません。幼少時代の両親に対する様々なキモチを思い出したからかもしれません。そして、自分が親という立場になる位、歳をとったからなのかもしれません。
そんな想いを、リリーさんの温かみのある素晴らしい文章が、心の中に一気に蘇らせてくれます。超ストレートに。ホントに文章がウマイです。そのウマさに更に感動です。
めいっぱい努力して感情移入して、自分と重ねて読んでみて下さい。
読み終わったら不思議と優しいキモチになる事ができます。
■リリーフランキー / 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
この本の他の記事
■ほぼ日刊イトイ新聞 - 東京タワー
リリー・フランキー氏語る!(All About)
■東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~(今日の覚え書き)
リリーフランキー関連
■リリー・フランキー 発言集・440選
■リリー・フランキーオフィシャルサイト(ロックンロールニュース)
当サイト関連?
良かったら読んでみて下さいマジメに書いてます。
■コウノトリがやってきた ヤァ!ヤァ!ヤァ!
■父親の死
■天国からの手紙
■新しい家族
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↑サイト内紹介記事
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こんにちは!最近のユイナちゃん、日に日に表情が出てきてかわゆいでしょう~。
私も自分が親と言う立場になってからは映画や小説などで昔と感じ方がはっきり変わってきました。
年取った?とは思いたくないけど、事実です。
この本読んでみたくなりました。
読み終わったら不思議と優しいキモチになる事ができます
>>繰り返し何度も読んでください(えっ?)
いや、冗談ですけど(そうでもないけど笑)。私、同じ本は何度も読まないので借りるんですが、「元気になる」本などは(私にしては珍しく)買います。でも私はいつも優しいから、この本は私には必要ない(略)
Posted by: yossy at 2005年08月30日 13:57>hiroちゃん
是非読んでみてください。泣けます。
ユイナはようやく首が座りました。そして、おりこうです。
>yossy
キミみたいなヒトに一番オススメするよ!
早く買いなさい(アマゾンで
ayuさんもこれ読んでましたか。
うん、私も素直にいい本だと思います。
それまでに過ごしてきた環境とか経験だとかが、そのまま感動の度合いにつながる本って印象かなぁ。
これを読んで素直に泣けるって事は幸せ者ってことですよ(笑)。
リリーさんはわりと好きな人なので、ぜひ読んでみようと思います。
「やさしい気持ちになれる」ってトコに反応です(笑)
私も以前、美容室で小説を読んでいたところ、うっかり地雷を踏んでしまいあやうく泣きかけたことがあります。
あれはマジで焦るww
私はリリーさんは、テレビ水10の「ココリコミラクルタイプ」で知りました。
ちょっと小洒落たいい感じのオジサンだなーって思ってたら、この前本屋さんに行ってビックリ。
リリーさんの「東京タワー」が入り口に大々的に置いてあって、そこで初めてリリーさんが小説家(?)だという事を知りました。完全にナメてました。はい。
その時は買って来ませんでしたが、そんなに感動するんでしたら今度買ってこようと思います!
>もそさん
それまでの自分に随分投影してしまう、といった点では受け止め方はホントに様々だと思います。
二度目を読み始めましたよ僕は。
>むぎゅさん
この本は公衆の面前では遠慮しておいたほうが無難ですよ(笑
僕はラーメン屋でワンピース読んで泣きそうになったことがあります(笑
>tantanmienさん
リリーさんはオフィシャルサイトみてもらうと分かるとおり、コラムニスト、イラストレーター等様々なことをやっていらっしゃいます。
やっぱりリリーさんのコラムは最高だと僕は思うのです。
僕は18才で普段チャラチャラしてるし、本一冊読みきった事すらないような人間でした。けど読み始めて5時間後には、号泣でした。声に出して泣きました。自分でもビックリしました。この本には家族、友達の大事さ、感謝、たくさんの事を教わりました。若干18才の僕が!笑 まだこの本を読んでいない人は幸せです。これからこんな感動に出会えるのだから。
"東京タワー”を読んでただひたすら何度も号泣、共感する部分や、家族や友人とのあり方など・・色々な本を読んできた中でこの本は私の中の大好きな1冊となりました。是非色々な方に読んで頂きたいと素直に思います。
Posted by: at 2006年10月27日 01:00はてなアンテナに追加