■ 悪夢 [ DIARY ]
世の中にはどうしても許せないものがある、とその時に感じた。
その日僕はもつ鍋を食べに行った。福岡でも美味しくて有名な「山中」に。
それはそれは美味しいもつ鍋。久しぶりだったこともあり、いつものバカ食い。味噌味もしょうゆ味もどちらも食し、ご満悦。いやマジでうまいって。ビールもガブ飲み。
興奮冷めやらぬまま、友人宅へ。ちょっと上がって行かない?のヒトコトに、お言葉に甘えることにした。
ちょっと、が1時間になることなんてざらにあること。僕は1時間くらいたったときに、帰ることにした。
「じゃ、またねー。」
美味しい料理を食べた後というのは、どうしてこんなに気分が良いのだろうか?たまには良いものを食べないとね。
吉野家
ばかりじゃあーダメダメ。などとつまらないことを口走りながら、車のところへ。
どこいったの僕の愛車ちゃん?
止めたはずの僕の愛車ちゃんは影も形も見当たらない。
「おーい」と呼んでみる。これがナイトライダーのキットなら
「はーいマイケル」
と迎えに来てくれるのだろうが、どうにもその気配はない。
あ、そうかー。今日は裏に止めたんだったな。などと独り言を言いながら裏に。
つうか車ないし
そうこうしているうちにひとつの紙切れを発見。
「レッカー移動」
アスファルトに糊づけされた一枚の紙。
絶望のどん底に落とされた。まじか?この前スピード違反で捕まったばっかなのに。。。。
(怒り80%)
と、そこに一台のレッカー車が。ヤツは我が愛車ちゃんを運んだ後に、現場に戻ってきたのだ。
犯人はもう一度現場に戻る
というわけか。ヤツは恐ろしくゆっくりと僕の前を通り過ぎた。真っ黒の車両は
悪魔の使いに見えた。
そんなにヒトの不幸が楽しいのか?え?
たった一時間。それも全然広い、全く通行の邪魔にならない道路なのに・・・
(怒り95%)
そのまま真っ直ぐ車両保管所に向かう。
すると、格子の向こうに我が愛車ちゃんが、早く助けてくれといっているかのように止まっていた。
「あのーこれ。」紙を渡す僕。
「はい、それではここにサインして。今日はレッカー代として12150円かかりますから。それと違反金として15000円と2点の減点ですから。」
おまえ楽しそうだな
(怒り200%)
「いい商売ですね。楽しいでしょ?他にやることないんですか?中州のベンツなんかレッカーされるの一回も見たことないですよ。なんで、全く邪魔にならない僕の車がレッカーされなきゃいけないんですか?」
酔いと怒りに任せて言ってしまった。僕もかなり大人気ないが。
「あ?因縁つける気か?」
こいつを殺して俺も死ぬ
(怒り2000%)
・・・それからの記憶は全くありません。
ミナサンケイサツニハキヲツケマショー。
July 1, 2003 02:17 PM | 関連記事