■木更津キャッツアイ~日本シリーズ(オフィシャルサイト、音に注意)
久しぶりの平日映画に行ってきました。マンハッタンラブストーリーも好調なクドカン作品。
野球映画と言っときながら、コレほどまでに野球シーンの少ないのには予想通りながら笑った。
とにかく、キシダンの必要以上の露出を除けば、完璧な青春コメディ映画だ。
毎回書くが、クドカンの脚本は登場人物に新たな魅力を吹き込む。そして、「生きた」セリフは全くありえないシーンにもリアリティを倍増させる。凄い。
他の大作系映画をほっといても、余りあるうれしい「おつり」をいただける、観た後も何度も思い出して「ニヤリ」としてしまう、そんな愛すべき映画。
TVシリーズは全て観てから映画に臨んだほうが楽しい映画なのは言うまでもない。キライなヒトには全く受け付けないようですね。
【関連】
マンハッタンラブストーリー(当サイト記事)
木更津キャッツアイDVDボックス
池袋ウエストゲートパークDVDボックス
アイデン&ティティ オフィシャルサイト(みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督、宮藤官九郎脚本)
ゼブラーマンオフィシャルサイト(宮藤官九郎脚本、三池崇史監督、相川翔主演)
マンハッタンラブストーリーオフィシャルサイト
宮藤官九郎の小部屋
ダニス・タノヴィッチ / ノー・マンズ・ランド(AMAZON)
公開当時はかなりの話題を呼んだ、2001年カンヌ映画祭脚本賞を受賞した「No Man's Rand」
1993年、ボスニアとセルビアの中間地帯<ノー・マンズ・ランド>に取り残された、ボスニア軍兵士チキとセルビア軍兵士ニノ。お互い殺すか、殺されるかの緊迫した状況の中、交わされる二人の会話。戦争に巻き込まれ互いを憎みあいながらも、一体何故争っているのか分からずにいる二人の間に幾たびか心を通わせる瞬間が訪れるのだが...。
この国の事は恥ずかしながら何も知らないけど、この映画に込められたきつーいメッセージと、それをさらりと魅せるユーモア感は観るに値するものだと思った。
リンク先のAMAZONのレビューは賛否両論になっているが、個人的にはかなり好きな映画だった。情勢に詳しいヒトなら色んな捉え方ができるようですね。
それにしても物語に登場する国連防護軍って
何やってんの!!(ブライト風に)
と問いたい。あと身勝手なマスコミもね。
これって映画の中だけではないんだろうなと、痛烈に感じたなあ。なんにしろオススメ映画ですね。
ついに予告編が公開されております。
キアヌが意味のわからない動きをしてますね。
もう半ばストーリーなんてどうでもいいようです。
それはそうとマトリックス in TOKYOはまた催されるのだろうか?是非やってほしいなあ
スピルバーグ+トムハンクス+ディカプリオというハリウッドの王様のような映画なのでどうなることやらと思いながら観始めたら、派手さはないものの、よく練られた脚本にびっくりした。
地味めの演技のディカプリオがとっても高感度大。
最後まで笑わせてくれるウマさはやはりスピルバーグならではなのだろうか?
序盤でフランク役のディカプリオが小切手を偽造し、パイロットに返送して飛行機にタダ乗りするシーンは痛快そのもの。
親父役のクリストファーウォーケンもジョンウィリアムズの音楽もとてもよかった。オススメ。
ジュゼッペ・トルナトーレ/海の上のピアニスト
名作「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペトルナトーレ監督の作品ということで、期待はやっぱり裏切らなかった。
美しいピアノの音色、美しい映像、ティムロスの素晴らしい演技。どれをとっても絶品。
一度も船から降りることなく一生を終えた天才ピアニストをティムロスが完璧に演じている。
そのピアニストが奏でる素晴しい曲は全てエンニオモリコーネによるもの。
揺れる船室で動くピアノを演奏するシーンやふと見つけた女の子を見ながら演奏するシーンは息をのむ美しさ。 音楽の素晴らしさを再確認した作品。DVDで何回も観てほしい。
元ヴィデオクリップ等を主に手がけていた中野裕之監督のデビュー作。布袋の音楽 ( 時代劇とギターという一見合わない取り合わせが思いのほかかっこいい。 )にのせて江戸時代くらいの設定なのにcoolでfunkyなとても気持ちいい映画。
布袋自身も出演していて ( その他にも風間壮夫、緒川たまき、谷啓等 ) これがまたかっこいい。 ちょっとびっくり。
最近中野監督は「peace blue」なるイメージビデオも発表。 小笠原諸島でイルカが泳ぐシーンにアンビエントな音楽を乗せただけの作品だが、これが何とも美しくて泣ける。
監督のテーマである「PEACE」なビデオに仕上がっている。 こちらも必見。 DVD買ってしまった。
ジョージ・ロイ・ヒル/ガープの世界
ジョンアーヴィングのベストセラー小説を「明日に向かって撃て」のジョージ・ロイ・ヒルが映画化したもので、若いロビンウィリアムズが今とは随分抑え目の演技で主演している。
ビートルズの「when i'm sixty-four」で始まるオープニングは作品のテーマともつながっており、インパクト有り。
子供が生まれたエピソードとか、ガープ(R.ウイリアムズ)の成長後の姿とか、コメディなのかシリアスなのかわからないブラックユーモア的なところが随所にあるが、人の生と死について深く考えさせられる。